毎月10日公開の連載記事として私(ジュテーム家康)が執筆していきます。
今やフェチ作品制作は私のライフワークとなっています。作品を制作し始めてから20年以上(静止画だけの発表時代を含めると25年以上)が経ちましたが、ここまで長く続けられるとは、当時の私は想像もしていませんでした。最初は、自分が見たいと思うリクルートスーツ姿の女性のウェットやメッシー、切り裂きといった作品を形にしたいという、ごくシンプルな気持ちから始まった活動でした。
しかし、作品を制作し、発表を重ねるうちに、徐々に同じような趣向の方々の目に触れ、作品を購入してくださる方々が増えていき、2005年から動画制作を始めました。元々は私の作品の購入者だった方が、私との出会いをきっかけに制作者になられたという事例も実は4つ、5つと存在します。(今は存在しないサイトもございます)先月の記事で紹介した「TokyoSecretStyle」さんや、2007年頃から交流がある「SoakedWoman」さんなどがそれにあたります。
また、作品を購入していただいている方々の存在や、撮影場所のご紹介、衣装のご提供、作品内容へのご意見やご要望などを下さる方々との出会いが生まれ、その積み重ねが私の人生そのものを大きく変えていきました。
私が本格的に作品制作を始めた2001年頃は、「フェチ」という言葉は今ほど一般的ではありませんでした。現在ではテレビやインターネット、SNSなどでも普通に使われる言葉になりましたが、当時はまだ限られた人たちの間で使われることが多く、今ほど市民権を得ていたとは言えませんでした。
そもそも「フェチ」な動画や画像(2000年代はスマホもなく、インフラ環境も今のような通信速度ではなかったため携帯端末でフェチ動画をサクサク見ることはほぼ不可能でした。若い方々には石器時代のようで想像できないでしょうが、これは事実です。笑)
そんな時代でしたが、私自身は中学生の頃から、テレビや映画で偶然目にするウェットやメッシーのシーンに強く惹かれていました。誰かに勧められたわけでもなく、流行に影響されたわけでもありません。ただ、自分にとっては特別に印象に残る映像であり、日々の疲れやストレスを忘れさせてくれる、心が安らぐひとときでもありました。そして、ジャンルに関係なく「フェチ」好きであれば、分かっていただけると思いますが「フェチ」は興奮するための刺激物でもありました。
当時(動画制作を開始した2005年頃)はインターネットもまだ発展途上で、スマホはもちろん、SNSも基本的にはPCでアクセスする掲示板のような媒体でしたので、同じような興味を持つ人と知り合う機会は今よりも極めて少なかったわけです。しかし、時代の流れとともにインターネットが普及し、少しずつ同じ趣味や感性を持つ人たちと交流できるようになります。その経験は、私にとって大きな転機となりました。
「自分が見たい作品がないのなら、自分で作ってみよう。」
そんな思いから始めた作品制作は、決して順風満帆ではありませんでした。撮影場所を探し、出演してくださるモデルさんを見つけ、機材をそろえ、編集をして、販売方法を模索する(XCREAMのようなプラットフォームはほとんどない時代で自分で販売窓口を用意しなくてはならない時代でもありました。その時の経験があったからこそ、今いかされているという事実もあるのですが)など、一つの作品を完成させるまでには多くの時間と労力が必要でした。それでも完成した作品を見て喜んでくださる方の声や、「こういう作品を待っていました」という感想をいただくたびに、「続けてきてよかった」と感じるようになりました。
そして何より、この活動を通じて出会った多くの方々の存在は、私にとって何ものにも代えがたい財産です。出演者の皆さん、撮影に協力してくださった方々、作品購入してメッセージをくださる皆様、そして同じ趣味を持つ仲間たちとの交流は、作品づくりだけではなく、私自身の考え方や人生観にも大きな影響を与えてくれました。
振り返ってみると、フェチ作品制作は単なる趣味やサイドビジネスではなく、人生そのものを豊かにしてくれているライフワークなのだと今は思っています。この先も、自分らしい作品づくりを続けながら、また、皆様のご要望にもお応えし、新しい挑戦もしていきたいと考えています。
今月に入ってからSNSなどでの発信が少し滞っているのは、私の人生の中でも最も大きな節目と言える出来事があったためです。一部の方々には、ご心配をおかけしているかもしれませんが、私自身は元気に過ごしていますので、どうぞご安心ください。
今はまだ詳しくお話しできる精神状態ではありませんが、いずれ落ち着いたタイミングで、クローズドな場を含めてお伝えできればと思っています。
今回の出来事を経て、改めて「限りある時間を大切にしたい」という思いを強くしました。これからも作品づくりに真摯に向き合い、皆さんに楽しんでいただける作品をお届けできるよう、全力を尽くしていくことをお約束します。今後とも変わらぬ応援をいただけましたら幸いです。
「No Fetish! No Life!」
文責:ジュテーム家康