Fetish Pono(wet,messy,rip)

【連載】第28回:TOKYO SECRET STYLEとは?

毎月10日公開の連載記事として私(ジュテーム家康)が執筆していきます。
 「TOKYO SECRET STYLE」とは、約5年前にオープンしたWETとRIPを中心に作品を発表しているサイトです。サイトオーナーさんは、MESSYにはまったくご興味を示されませんが、私のWETとRIP作品を初期DVD作品から現在のDL作品まで、ほぼすべての作品を購入されているヘビーユーザー様でもあります。今でも時々、飲みながらフェチを語り合う仲ですが、コロナ渦でオンラインで色々話す機会が増え、ご自分でもフェチ作品を作って世に出してみたいという願望が湧きあがったようで、相談を受けたことが事の始まりです。
フェチの細かな好みは人それぞれですので、 「TOKYO SECRET STYLE さん」(以下「TSSさん」)と私とは、当然同じWETやRIP作品でもスパイスや切り口が異なります。TSSさんは、ローションを使った作品もお好きなようで、私以上にローションまみれの作品も意欲的に制作しています。実は、私はTSSさんの撮影協力をしているため、現場には行き、お手伝いをしております。そんなTSSさんが久しぶりに作品の公開を再開させるということなので、ご紹介できたらなと思います。
TSSさんとの付き合いはかれこれ20数年になります。私がDVD販売のみをしていた時代(2005年~2013年頃まで)の初期からのお付き合いなので、2005年からだと記憶しています。そんなTSSさんと2020年のコロナ渦にオンライン飲みをよくやりまして、色々とフェチ談義で話が弾みました。色々なアイデアを話してくれたりもするのですが、私の趣向と微妙に違うのかなと思いつつ(TSSさんも私の好みと微妙に違うなと思っているはずです)、当然ですが、お互いの趣向を尊重し、理解し、フェチという共通項を持った者同士で熱く語り合う仲です。
考えてみれば当たり前で、衣装の好みから、濡れ具合、濡れ方・・・など細かい部分まで100%一緒という人は世の中にほぼいないと思います。同じ「濡れフェチ」でも、その趣向が大きく異なる場合もあれば、ほぼ同じであっても微妙なところで違うというのが普通です。人はそれぞれ生まれ育った環境が異なるわけですから、細かい好みも人それぞれだというのは自然なことです。したがって、限りなく100%自分好みのフェチ動画を観たい欲求を満たす手っ取り早い方法は、「自分で撮る」ということになります。
かつての自分もそうで、サイトを立ち上げた当時(2000年~2001年頃)国内外にあるフェチ作品を販売しているメーカーは今とは異なり数える程度でした。自分が好きな衣装(リクルートスーツが一番好きです)やシチュエーションでのウェット(ずぶ濡れ)やメッシー(主として泥だらけ)、リップ(切り裂き)作品などに巡り会うことはほぼありませんでした。しかし、自分の好みに近いシーンがありそうだと感じた国内外の作品をVHSビデオやDVDで購入して視聴していたわけです。
しかし、満足度は100%からはほど遠いわけです。その結果、大学時代に映画サークルを主宰していたこともあり、撮影機材や技術なども素人ながら持ち合わせていたので、自分でフェチ作品制作を始める決意をして「OfficeLadySpecial」を立ち上げました。その後、「お水遊び&癒し(2013年を最後に作品制作を終了)」「FetishMemorial」を自分のオリジナルブランドとして展開し、いくつかのメーカーさんとコラボサイトを共同運営もするなどして現在に至ります。
こうした私がサイトを始めるまでのいきさつなどをTSSさんに話すと、「そうだよね・・・。でも、撮影するにも色々大変でしょうからね」といったような事をおっしゃりました。たしかに、「撮りたいもの」の企画を考えることは自分が見たい(好きな)ことを文章化することなので苦にはならないでしょう。しかし、モデルを探して条件面で合意し、撮影で使う衣装を用意して、撮影場所を決めて確保して、撮影機材を揃えて・・・となるとハードルはあがります。さらには、趣味として撮影(売上げ云々ではなく自分が見たいシーンを撮影できればそれで良しと)するのではなく、販売もして利益を上げたいとなるとハードルはもっと高くなります。
しかし、撮影技術や撮影環境を整える技術的な部分は経験を積み重ねることで後からついてくるものなので、「好きだから撮影する」という情熱が大切です。それがベースにあって、仮にまったく売れなかったとしても、趣味として「好きなことを」自分のペースで継続していくという覚悟があるのであれば、フェチ作品制作の継続はある意味では可能です。「儲けること」を考えると思ったように売れないと嫌になってやる気がなくなってしまうかもしれませんが、「好きな事」であれば、誰に何を言われようと自分がやめたいと思わない限り、売り上げに関係なく「好きなものを撮る」という行為の継続はできるものです。
とはいえ、TSSさんは、趣味レベルで自分だけ楽しむのではなく、販売までして利益を上げていきたいと言い、ある意味では茨の道とも言える選択をしました。そして、私に協力を仰いできました。
もちろん、TSSさんとの長年のお付き合いのなかで、フェチに対する熱い思いがあることは知っていましたし、私の作品のヘビーユーザーでもいらっしゃるので快諾し協力を約束しました。そして、撮影現場に私も出向き色々な形でサポートもさせていただいております。今までにTSSさんは2回撮影を実施していますが、1回目の撮影の時は、撮影の段取りの「いろは」の「い」もできない状態でした。
しかし、2回目には1回目の撮影経験を活かして、良い感じで撮影に臨まれていましたので、私のサポートも必要最低限でした。TSSさんは、情熱があることが強みであり、かなり早い成長曲線で進化していました。今後、化ける可能性もあり大いに活躍を期待している次第です。
今回、TSSさんの話題をネタにした理由は、近々、作品の発表を再開すると聞いたので、微力ながら彼のために宣伝をさせていただこうと思ったからです。私がTSSさんの宣伝をしても1円の得にもなりません。(笑)それなのに、なぜ、TSSさんのことをここまで取り上げるのかと申しますと、TSSさんが「販売もしたい」という言葉を私に言ってきた時(約5年前)の思いに打たれたからです。
TSSさんの「販売もしたい」という言葉は、「儲けたい」ではなく、「自分が好きなフェチをできるだけ多くの人に観てもらい、もし反響があれば(売れたとしたら)、それをもとに、次にまた良い作品を作って買ってくれた人を満足させたい、そうした循環を作りたい」といったことがベースにあるのです。おそらく、TSSさんは今もそういった思いでいることと思いますので、その彼の思いの実現に、微力ながら少しでも貢献できればと願っています。
「No Fetish! No Life!」
文責:ジュテーム家康
■フェティシュポノ理念(Mission statement)
https://fetish.gdp22.com/philosophy/

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