ある就活女子学生は保育士として働くことを夢見て、某○稚園の実技面接に臨むという設定です。そこで与えられた課題は泥だんご作り。

泥だんご作りは園児たちとの重要な遊びの一つとなっており、しっかり教えられるように保育士は作り方を習得しておく必要があります。この実技演習ではジャージなど汚れてもよい服装で臨むのが普通ですが、時々、持ってくるのを忘れてしまう人もいます。

絵里子もその一人となってしまいました。クリーニングしたばかりの黒のリクルートスーツ姿のまま泥だんご作りの実技面接に臨みます。泥だんごを作りながら徐々にスカートが泥で汚れていきます。一生懸命頑張ったのですが、面接は不合格という結果になります。

この面接で不合格の場合、園児たちとの泥んこ遊びを想定して全身泥だらけになるのが通例となっています。絵里子は、泥だんご作りでは失敗したものの、園児たちと泥だらけになって楽しく戯れることができるということを面接官にアピールし挽回を狙います。