毎月10日公開の連載記事として私(ジュテーム家康)が執筆していきます。
OL制服は、その響きや女性が身にまとう姿の美しさから、多くの人を魅了するものです。かつて、OL制服(事務服)は紺や濃紺、濃青が主流でしたが、1990年代後半からパステルカラーやデザイン性の高い制服が登場し、大きな変化がありました。
大手企業の中には、女性社員の制服が企業の印象に与える影響に着目し、イメージ向上を目的として制服の刷新を図った企業も多くありました。特に、ファーストフード店や消費者金融、交通サービス業などでは、制服の変更がイメージアップや業績向上につながったケースもあります。
しかし、現在でも紺系統の制服は多くの企業や官公庁で採用され、「OL制服フェチ」にとっては魅力的なアイテムとなっています。私自身もパステルカラーよりも、紺、グレー、黒といった落ち着いた色のOL制服が好みです。リクルートスーツが一番好きな衣装であるということも、そのままOL制服の色の好みに反映されているのかもしれません。(笑)
紺系統の制服は今も「OL制服・事務服の定番」として、長年支持され続けています。しかし、近年あまり見かけなくなったのが「黒のOL制服」です。かつてはベストやジャケットの下にボウタイブラウスを合わせた、女性らしく上品なスタイルがありましたが、今ではほとんど見られなくなりました。
黒のタイトスカートは多くの人を魅了しますが、「制服」として採用する企業は減少傾向にあるようです。現在では、チェーン系の居酒屋やレストランのスタッフ、パチンコ店の従業員などのサービス業で黒の制服を見かけることが多いですが、一般企業の社員が着用するケースは少なくなっています。その理由の一つとして、「黒」が持つ暗いイメージが挙げられるでしょう。企業側の立場から見ると、黒の制服は地味で重たい印象を与えるため、明るい色の制服を採用する傾向にあるのかもしれません。とはいえ、「OL制服フェチ」としては、黒の制服と白いブラウスのコントラストの美しさを評価したいところです。
現在、街中で見かけるパステルカラーのOL制服は、かつての黒やグレーといったような無彩色の系統のOL制服が時代の流れとともに変化した結果として表出しているわけです。混沌とした今のご時世だからこそ、明るい色の制服が増え、日常に溶け込み、見る人に少しでも明るい気持ちを与えているのかもしれません。
「No Fetish! No Life!」
文責:ジュテーム家康
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