毎月10日公開の連載記事として私(ジュテーム家康)がWAMにまつわる内容を執筆していきます。
今、この文章を読まれようとしている皆さんは、おそらく何らかの「フェティッシュ」に興味がおありのことと思います。そして、その「フェティッシュ」に興味を持たれたのは、おそらくは小学生、中学生といった若年齢の時からではないかと思われます。
といいますのも、先月から「FetishPono」では皆様が好きなYouTube動画(WAM関連)を募集しており、ライブラリーを公開中です。
https://fetish.gdp22.com/youtube_library/
応募いただくだけでもれなく動画をプレゼントさせていただいておりますが、その際にアンケートのご協力をお願いしております。その中に、「あなたのお好きなフェチジャンル」に興味を持ったのはいつ頃ですか?」という項目があるのですが、もっとも多いのが実は「小学生時代」でその次が「小学生時代よりも前」なのです。
【WAMとは・・・】
この記事をお読みのほとんどの方が記事タイトルに記した「WAM」という単語の意味をご存じかもしれませんが、はじめて当サイトを訪れる方々も増えてきているので、簡単に説明をさせてください。—-WAMとはWET(濡れること)+AND(アンド)+MESSY(汚れる)のそれぞれの頭文字「W」「A」「M」をとって略した一つの「フェチ用語」として数十年前から使用されている単語です。
実は私も、幼稚園か小学校低学年の時に、みんなで砂場で遊んでいるときに、好きな女の子が砂場でお尻を地面に付けて座りながら遊んでいる時にスカートの中が見えたり、立ち上がったときにスカートのお尻が砂埃で汚れている光景を見たときになんか不思議な感覚になったのが「フェチへの興味」の始まりだと記憶しています。(もちろん、当時はフェチという言葉も知らなければ、おそらく今のように「フェチ」という言葉が社会に認知されていなかったと思います)
40年以上の前のことですが当時の記憶は鮮明です。そんな趣向を持っている自分のことを、私は「自分って変なのかな?他の人ってどうなんだろう?」と思っていました。
そして、ちょっと時が経過し、中学時代のある日の出来事です。部活動でグラウンドの脇でストレッチをしていた時のことです。グラウンドは雨上がりでぬかるんでいたので、グラウンドでの活動は中止で脇でストレッチをし腹筋や腕立てなどの体力づくりが「あの日」の課題でした。
そこへ、小学生の時から好きだった女の子が母校の制服である濃紺のセーラー服姿で、白いスカーフを風になびかせながらグラウンドを小走りで横切って我々部員の方へと近づいてきたのです。彼女がグラウンドの脇を走っていれば、なんともなかったことでしょう。
たまたま「あの時」、あの場所に居合わせて、「あんな事」を目撃したが故に、大学卒業後からフェチ作品制作(最初の4,5年は写真のみの作品発表でしたが)をしている私がこうして存在しているわけです。
濃紺に白の三本線が入ったセーラー服、膝丈よりもやや長めの濃紺プリーツスカート、白のスカーフといった姿で、彼女は、なんと、ぬかるみの上で足を滑らせて転んでしまったのです。しばらくは、うつ伏せの状態で何が起きたのか分からないといった様子で呆然として身動きできなかったのではないかと思います。
どのくらい時間がたったのかまでは覚えていませんが、私を含め何人かの部員が立ち寄ると、彼女は立ち上がりました。ついさっきまで、一糸乱れぬ、清楚でかわいらしいセーラー服姿の面影は無く、制服の前面がほぼ並々泥だらけで、髪の毛の先も泥で汚れてしまっていたのです。
好きだった女子の泥だらけのセーラー服姿が目の前にあるという、鮮烈な記憶として今でも私の中に残っています。そう・・・幼稚園や小学生時代のふんわりしたフェチへの興味とはことなり、本当の意味での私のフェチの「原風景」は、この「セーラー服+泥だらけ」だったのだと思っています。その後、中学・高校時代に雨の中、制服姿で濡れる女友達などを何度か目撃する機会にも恵まれ、ウェットにも強い興味を持ち始めました。
もし、彼女が「あんな事」にはならなかったら・・・今こうして皆さんにフェチ動画制作者として語る私(ジュテーム家康)は存在していないかもしれません。あのとき以来、私の「フェチ」への執着度は高まっていき、まずは「鑑賞者」としての立場でフェチライフを楽しんでいました。しかし、大学卒業の頃には「リクルートスーツフェチ」という今の私の中核をなすフェチにも開眼し「制作者」としての立場を意識しはじめ、インターネット黎明期に顕著であった「掲示板」で探したモデルさん達と何度か「テスト撮影」を行い、その後、本格的に撮影を開始し現在に至る訳です。
それだけに、この文章を最後まで読んでいただいた皆様とのご縁は大変貴重であると思います。どうもありがとうございます。
「No Fetish! No Life!」
文責:ジュテーム家康
■フェティシュポノ理念(Mission statement)
https://fetish.gdp22.com/philosophy/