Fetish Pono

【連載】第4回(特別編2):タイのソンクランを体験して・・・

先月の記事で予告した通り、今回は4月中旬にタイに渡航して私が人生で初めてソンクラン(水かけ祭)に参加して感じたこと、ソンクランとタイの人たちについて書いていきたいと思います。

2024年4月11日~19日の間、タイに滞在しプールビラでのウェット撮影などをする合間に、バンコク、アユタヤ、パタヤと3つのエリアでソンクランにモデルさんと一緒に参加しました。モデルさんはもちろんですが、私はじめスタッフも服はずぶ濡れ状態での撮影です。撮影で私やスタッフがモデルさんに水をぶっかけることは過去の撮影で何度も経験していますが、「水をぶっかけられる」ということを撮影時に私自身が体験することは初めてのことでした。(笑)

我々スタッフは濡れてもいい恰好で、見知らぬ人たちから水をかけられたのですが、モデルさんにはリクルートスーツ、セーラー服、お出かけ用の私服、浴衣、ウェディングドレスなど・・・着てもらって我々スタッフ3名と一緒にソンクランが行われている街中を歩き回りました。最初は、周囲の人たちは「我々のカメラを濡らしてはいけないのかな・・・}「撮影しているから水を掛けてはマズイかな・・・」「カメラを向けられている女性は濡れてはいけないような服装をしている・・・」といった考えからなのか積極的に水をかけてれくる人はいませんでした。

しかし、私やスタッフが「水を掛けてもいいよ」といったしぐさをしたり、モデルさんが水鉄砲で先制攻撃をすると、堰を切ったようにどこからともなく人がやってきて、あっという間にずぶ濡れにされてしまいます。(笑) スーツだろうと純白ドレスだろうとお構いなしに水をぶっかけられたり、泥っぽいものを顔や服に塗られてしまいます。私としては「モデルさん」に対してもっと激しく水を掛けたり、ドロドロに汚してほしかったのですが、彼ら彼女らは、私はじめ撮影スタッフたちにも「攻撃」してきました。カメラが汚れたりもして厄介だったのですが、これはご愛敬、みんなお祭りなので笑顔で応じます。水鉄砲やバケツを持っていれば私の反撃するのですが、カメラを持っているのでそれはできません。水を掛けられ放題、顔を汚され放題でした。

タイのソンクランは国を挙げてのイベントです。国土の北側(チェンライやチェンマイなど)から南側(パタヤやプーケット)へと移動していくという慣例ですが、そこは「タイスタイル」なので、フライングでどこで誰がプチ水かけ祭を行っていてもおかしくないのです。たとえ都市単位のエリアであっても、予定されているソンクラン開催日の前日、さらには前々日などに人々が集まって水を掛け合うということもあります。タイ人は水を掛け合うのが本当に好きなようです。滞在中はいくつかの都市をレンタカーで毎日移動しながらのロケでしたので、滞在中の総移動距離は800キロ~900キロとなります。1日での最長移動距離はアユタヤからパタヤ南部までの約200キロでしたが、その時に運転しながら見た光景は圧巻でした。

バンコク市内はいつもものすごい渋滞なのですが、お祭りの期間中ですからそれに拍車がかかります。バンコクの人の中にはパタヤまでソンクランのためにわざわざ遠征する人たちもかなりいたようです。バンコクからパタヤまではざっと100キロはあります。しかし、バンコクからパタヤへと向かう高速道路へ入ると、車でドラム缶の中に水を蓄えたものをいくつか乗せて、友達同士、または家族と一緒に繰り出すトラックをたくさんみかけるようになったのです。(この時の動画もなかなか見ない光景で面白いのでいずれ無料公開します。)

ずぶ濡れにされることをわかっているのにかわいい白の膝丈スカート姿の高校生風の女子が水鉄砲をもって乗合トラックから落ちないようにしながら、並走する車に乗っている人たちと水鉄砲で「戦闘」する様子などは運転しながら意識がそちらにいってしまいました。(笑)

また、エリアによっても水かけ祭の規模などもまったく異なります。私が滞在中でもっとも盛り上がったのはやはりパタヤでした。(先月公開した夜のソンクラン動画から垣間見れるかと思います。)バンコクは人だけは多かったですが水鉄砲でかけ合うといったのがメインでバケツやホースで大量の水を掛けられたり、消防車や散水車であたり一帯で水をかけまくるといった派手さはありませんでした。意外だったのが世界遺産で有名な「アユタヤ」でした。夜しか行きませんでしたが、消防車が見境なく人々に散水するのは圧巻でした。レーザー光線など光の演出などもあり、単に水を掛け合うだけでなく、まさに水のショーイベントです。

今回のタイ滞在中(約10日間)、プールヴィラでの撮影時はもちろん私は服のままプールに入ってカメラを回していましたし、ソンクランでは水を掛けられ続けていたので、水に濡れるのが楽しい、気持ちいい・・・といつもの撮影時以上に思いました。タイの人々はもちろんですが、ヨーロッパ人や中国、韓国人、タイ以外の東南アジアの人たちなど、様々な国の言語が飛び交うカオス状態の中、「水かけ祭」が行われるのです。どこの場所でも基本的にずぶ濡れにされて当たり前、濡れることを覚悟しなくてはいけません。ホテルを出て数十メートル先のコンビニ行くのも一苦労です。濡れずにコンビニで飲食物を調達するのは困難です。(笑)

ソンクランの期間中は、ずぶ濡れにされることが前提なので、誰が誰に水を掛けてもまったく構わないのです。中には、白い泥のような天然日焼け止めクリームなどを顔や服に塗られたりもします。ウェットだけでなく、メッシーも体験できるという按配です。(笑)

今回のタイ撮影では販売前提の作品だけではなく、ソンクランの様子を収めた短めの無料公開動画(有料ではロングバージョン)などもまだまだ大量にあります。膨大にあります。FetishPonoで旬日公開していきますので、今後も楽しみにお待ちいただければと思います!

この記事を書いた人

濡泥裂(ジュテーム)家康
濡泥裂(ジュテーム)家康
フェティッシュ作品を作り始めて20年以上。マニアのマニアによるマニアのための真正フェチ映像を皆様にお届けし続けています。私も最初はネットやテレビで「ずぶ濡れ(WET)」や「汚れ(MESSY)」といったフェティッシュな動画や画像を鑑賞する立場でしたが、大学を卒業する頃になると「自分が観たいフェチシーンは自分で作るしかない」と思い立って作品制作を開始し現在に至っています。

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