作品紹介

今春、とある不動産会社に就職したばかりの新入女子社員が雑用を上司から頼まれます。会社が保有する休耕田を売却し、そこを更地にして駐車場にするということで、休耕田の泥質や深さなど現状調査してくることを命令されました。足だけ田んぼの中に入れば十分という事で、女子社員は通勤で着てきた夏らしい薄手のビジネススーツのまま田んぼの中に入ります。

最初は順調に調査が進んだものの、炎天下でしばらく作業をしていると頭痛がしてめまいがして倒れそうになります。なんとかこらえていたものの、徐々に気を失い資料などが挟まっているファイルを田んぼの中に落としてしまいます。その瞬間、わなわなと女子社員も田んぼの中に仰向けに倒れていきます。

近くを通りかかった農家の男性に発見され、田んぼから上げへと引き上げてもらい事なきを得ますが、ライトグレーのスーツは泥だらけになっていたスーツをまじまじと見つめると、吹っ切れた様子で田んぼの中に飛び込みます。田んぼの中に頭から突っ込んだり、顔を田んぼの中にうずめて泥の感触を楽しみます。田んぼの中で寝転がったり、手で体中に塗りたくっては、はしゃぎながら、仕事でここに来ていることを忘れて泥んこ遊びを満喫します。